ICTERA

※講演内容、講演時間は予告無く変更される場合があります。ご了承下さい。

ICTERA

10:10
萩ホール( 大ホール)
基調講演 I 大規模災害における身元確認とICT
青木 孝文
東北大学 情報科学研究科 教授/副学長
【 講演内容 】
私たちは、昨年の4月末から現在に至るまで、警察および歯科医師会と連携し、いわゆる「歯型」を用いた犠牲者の身元確認作業にあたっています。これまでは、法医学・法歯学で取り扱う課題でしたが、このたびの震災で情報技術を活用した個人識別の重要性が強く認識されました。将来の大規模災害に備えて、私たちICT技術者・研究者の力が必要とされています。


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10:40
萩ホール( 大ホール)
ICTを利活用した情報発信社会への期待と課題
小野寺 正
KDDI株式会社 代表取締役会長
【 講演内容 】
昨今のスマートフォンやSNSの利用拡大により、「誰でも、手軽に、世界に向けて、自ら、情報発信できる社会」の実現が可能となりつつある。東日本大震災の被災地においても、早期復興や新しい地域社会の創生に向けて種々のICTの利活用が期待されているが、それと同時にプライバシーへの配慮や「誤った情報」の流布防止を含めた総合的なセキュリティ技術の役割が重要となっている。本講演では、このような情報発信社会への期待と課題について、今後のトレンド予測も含めて概説する。


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11:10
萩ホール( 大ホール)
ICTが牽引する、復興から新たな日本へ
宗像 義恵
インテル株式会社 取締役副社長
【 講演内容 】
震災直後の被災地でのボランティア活動によって、ライフラインとしてのICT活用の戦略や施策が急務であることを実感。復興だけでなく、エネルギー、少子高齢化などの社会問題や、経済、外交問題。多くの問題を抱える日本が、日本らしさを生かしながら、世界で生き抜いていくには。。。グローバル企業の日本法人として、世界の中の日本を常に意識する立場から、ICTを軸に、何ができるか、そして何をすべきかを、お話いたします。

11:40
萩ホール( 大ホール)
ポスト311―再生に向けICTが果たす役割
樋口 泰行
日本マイクロソフト株式会社 代表執行役 社長
西脇 資哲
デモンストレーション担当 社長室 テクニカルソリューション・エバンジェリスト
【 講演内容 】
2011年3月11日、東日本大震災が発生した直後から、日本マイクロソフトは全社を挙げて様々な支援を行ってきました。 社会のITインフラの要を担う企業として、他企業や団体、国・自治体などの機関とも協働し、現在も被災地と日本の復興に向けて幅広い活動を続けています。 震災で浮き彫りとなった様々な課題の解決にICTはいかに貢献すべきか。 被災地での支援活動の経験とグローバルIT企業の視点の両面から、復興再生にICTが果たすべき役割を提言いたします。


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13:00
萩ホール( 大ホール)
基調講演 II 復興の先にあるもの --- 未来と若い世代への希望
丸山 不二夫
特定非営利活動法人日本Androidの会 理事長
【 講演内容 】
震災復興には、まだまだ多くの課題が残されています。 おそらく、10年単位の時間が必要になると思います。 ただ、困難な現実の中でも、未来を展望することは、大事なことです。 講演では、ITと新しい社会の未来を考え、その担い手となる 若い世代への期待を述べたいと思います。


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10/20 13:30
萩ホール( 大ホール)
Next Generation
Satoru Tehu Cho (張 惺)
灘高等学校2年生 生徒会Web委員長(第60代・第61代)
【 講演内容 】
僕は阪神淡路大震災の半年後に、被災地に生まれました。 あれから17年半。 神戸は(少なくとも表面上は)復興を遂げ、僕たちは普通の生活をしています。 まもなく、あの震災以降に生まれた子供たちが社会に出てきます。 ただ、残念ながらどうやら順調な船出とはなかなか行かないようです。 僕らの、そしてみなさんの大きな理想を実現する手段としてのITとは何なのでしょうか。 ぜひ一緒に考えていただきたいと思います。

10/20 13:40
萩ホール( 大ホール)
ICTの原動力と、ICTでできること
矢倉 大夢
灘高等学校1年生/灘校パソコン研究部長
【 講演内容 】
ICTの大きな原動力は、「誰でも、物理的な障壁を超えて、同じフィールドに立って、情報をやり取りできる」ことにあると思っています。そんなITと共に育ってきた僕達に、ICTを使ってなにができるのでしょうか。 私は、3月11日に『震災』というものを初めて目の当たりにし、大変、衝撃を受けました。これから、復興や、これからも発生しうる災害に、ICTはどういう面で活用できるのか。高校生の視点から、話させて頂きたいと思います。

10/20 13:50
萩ホール( 大ホール)
知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて
大草 芳江
特定非営利活動法人 natural science 理事
【 講演内容 】
社会の成熟化により物質的豊かさが実現された今だからこそ、これから人類に振りかかるであろう困難に立ち向かう原動力として、人間が本来持つ主体性が発揮される社会の実現が今、必要ではないでしょうか。  知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、「科学の“プロセス”を子どもから大人まで五感で感じられる場づくり」をコンセプトに、2008年から仙台・宮城で毎年開催している『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』の取組みについて、お話させていただきます。

14:15
萩ホール( 大ホール)
震災復興と情報通信技術
谷脇 康彦
総務省 大臣官房審議官(情報流通行政局担当)
【 講演内容 】
東日本大震災で得た情報通信分野の貴重な教訓を 基に現在総務省が取り組んでいる情報流通連携基盤の構築や防災対策の強化などの取り組みなどについて解説するとともに、今後の震災復興に向けた情報通信の貢献策などについて展望する。


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14:45
萩ホール( 大ホール)
復旧と復興の間にあるギャップとは ~ライフラインからネットワーククラウドへの転換~
松木 彰
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 法人ビジネス戦略部長
【 講演内容 】
「復旧」から「復興」へ。 元に戻すことで終わってしまうことの多い復旧活動。 「復興」は、「復旧」から続く連続した取り組みだとドコモは考えます。 更に、その連続した取り組みは、被災地だけに留まらず、全国へ水平展開を 行うことを視野に入れています。 今回の講演ではその具体的な事例をいくつか紹介いたします。


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15:45
萩ホール( 大ホール)
復興支援にモバイルを徹底活用するには
山田 純
クアルコムジャパン株式会社 特別顧問
【 講演内容 】
被災地に多く取り残された高齢者の健康管理や見守り支援にモバイル技術は大きく貢献する。具体的な取組み事例を紹介しながら、それが定着する上での課題について述べる。 また、復興をもたらす各種新サービスを開発する上で、Arduinoによるプロトタイピングが有効であると言われている。クアルコムでは、3GネットワークをArduinoから簡単に利用できるように「3G Shield」をパートナー企業と共同開発した。Arduino用「3G Shield」の可能性を紹介する。


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16:15
萩ホール( 大ホール)
Hack For Japan ~ コードでつなぐ、想いと想い。これまでの取り組みと未来へ向けて
高橋 憲一
Hack For Japan
【 講演内容 】
震災復興を継続的に支援するための IT 開発を支えるコミュニティとして、昨年3月11日の直後に Hack For Japan は発足しました。このような状況下で IT がどう役立つのか、試行錯誤を繰り返し戸惑う場面もありましたが、あれから1年と7ヶ月が経過した今は未来に向けた取り組みも始まっています。 この場では、企業の垣根を越えて活動を始めた時の想い等も織り交ぜながら、これまでのこと、そしてこれからのことをお話ししたいと思います。


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17:00
萩ホール( 大ホール)
震災復興にクラウドの力を!ビジネス再生に効くリーンスタートアップのアプローチ
小島 英揮
アマゾン データ サービス ジャパン 株式会社 シニアマーケティングマネージャー
【 講演内容 】
2011年の未曾有の震災時にも、クラウドによって多くのインフラやサービスが被災された方々への支援を遂行することができました。そして今、クラウドは被災された方々のビジネス再生のためのインフラとしても注目されています。このセッションでは、リーンスタートアップの手法に学びながら、ビジネス再生プランとそれを支えるクラウドのバリューについてご紹介いたします。


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17:30
萩ホール( 大ホール)
震災で強くなる日本
大津山 訓男
アットマークベンチャー株式会社(BEBフォーラム主宰) 代表取締役
【 講演内容 】
震災復興活動で発揮したハッカソンなどソシアルパワーによるサービスプロトモデルをAndroidナビやデジタルサイネージ分野でのアジア展開可能性を事例中心に活動報告。


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