カンファレンス

学生トラック

会場:11号館 708教室

13:00~13:20

矢倉 大夢(私立灘中学校)

カーネルから見るAndroidのセキュリティ

最近、Androidのセキュリティ対策が叫ばれるようになりましたが、「IPA テクニカルウォッチ:『スマートフォンへの脅威と対策』に関するレポート」にもあるように、Androidの脆弱性の原因には大きく分けてLinux kernel, Android OS, アプリの3つがあります。そのなかでもLinux kernelの脆弱性についてカーネル開発者として、現在でもHT-03Aなどで権限昇格に用いられているCVE2009-2692やDroid Dreamが使用していたCVE-2009-1185などについて実験、解析していこうと思います。

13:20~13:40

安川 要平(早稲田大学大学院)

「震災対策アプリ:ホイッスル on Android - 5万ダウンロード達成までにやったこと - 」

震災の2日後にリリースされた「ホイッスル onAndroid」が、3ヶ月で5万ダウンロード達成するまでにやってきたことについて話す。具体的には、1.)Androidアプリ開発未経験で、Androidに関する特別な知識が無かった私が、何故大勢の人にダウンロードしてもらえるアプリが作れたのかを話し、2.)参加者のAndroidアプリ開発へのモチベーションを高めたい。

14:00~14:20

秋山 範継(学校法人山口学園ECCコンピュータ専門学校)

AndroidからBluetoothで遠隔操作するArduinoロボットカー「Andy」の紹介

「Andy」はArduinoを用いて両輪独立駆動モータを制御するロボットカー。これにBluetoothモジュールを接続し、Android端末から遠隔操作するようにした。講演ではArduino側スケッチの紹介とロボットカー実装方法について解説し、Androidの特性を生かしたさまざまな方法(ボタン、音声認識、傾きセンサ等)で操縦するアプリを紹介します。

14:20~14:40

大杉 友哉(大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科)

マルチタッチ/マルチジェスチャライブラリを用いたAndroidアプリケーション

Androidスマートフォン用のマルチタッチ/マルチジェスチャライブラリを開発しました。講演では、このライブラリの構築手法について解説するとともに、ライブラリを活用したアプリケーションの制作事例を紹介します。マルチタッチ/マルチジェスチャの機能を組み込む際のプロトタイピングや,メディアアートデザイナー用のオーサリングツールとして有用です。

15:00~15:20

毛利 考佑(徳島大学知能情報工学科)

「ラーニングログを用いた学習及びNavigator」

日常生活での学習の体験映像をラーニングログとして蓄積し、他の学習者と共有することで、知識やスキルの獲得を支援しております。特に、その場所や時間など学習者の周囲の状況に適した情報を学習者に知らせ、学習者の環境やニーズと調和して適切な情報コンテンツを提供し、学習プロセスを支援する学習環境の構築を目指します。Navigatorは自身のandroid端末で撮影を行い学習したオブジェクトを表示させるシステムとなっています。このような日常生活で学習できるアプリを紹介していこうと思っていますのでよろしくお願いします。

15:20~15:40

宮内 泰明(愛媛大学理学部)

カメラ付きAndroid端末で博物館などの展示物情報を提供する手法

博物館や美術館で、カメラ付きAndroid端末により展示物の情報提供するガイドシステムを提案する。具体的には、Wi-Fiによる展示室の特定の後、展示物近傍に貼付された円形マーカをカメラで撮影し、画像認識によりマーカの位置・種類(マーカ識別子)を取得し、展示物に対応したコンテンツを端末に表示する。コンテンツは映像を含むリッチコンテンツであり、Wi-Fiにより提供されることで利用範囲が限定されない。

16:00~16:20

唐津 豊(慶應義塾大学 政策・メディア研究科)

Android端末を利用した雑談グループ検出システムの紹介

Android端末を利用して取得したセンサ情報を基に,日常生活内におけるFace-to-Faceのコミュニケーションを検知するシステムについて紹介します.提案するシステムでは,人々が日常生活を通じて行うコミュニケーションの中でも雑談や立ち話といった「突発性の高い会話」に焦点を当て,Android端末から取得した音声データやBluetooth電波情報を基に「いつ,どこで,誰とコミュニケーションをしたか」という情報を推測します.本講演では,プロトタイプシステムのアルゴリズムや実装方法ついて紹介した上,今後のシステムの改良方針について説明させていただきます.

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