[[勉強会]] * Hello, Android [#h462a096] Eclipseで作成するプロジェクトのひな型がHello, Androidのプロジェクトになっています。新しいプロジェクトを作成しながら、内部の構造を確認していきましょう。 ** Eclipseで新規のプロジェクトを作成する [#ad96fca4] - Eclipseを立ち上げて、File > New > Android Projectメニューを選びます。 #ref(hello.001.NewAndroidProject.jpg) - 表示された「New Android Project」に以下の内容を記入します |Project Name|HelloAndroid| |Package Name|jp.hews.hello| |Activity Name|HelloAndroidActivity| |Application Name|ハローアンドロイド| #ref(hello.002.NewAndroidProject.jpg) - 設定後、「Finish」ボタンを選択すると、パッケージエクスプローラに、HelloAndoirdというプロジェクトが作成されます ** プロジェクトを実行する [#x944da31] では、この作成した直後のプロジェクトを実行してみましょう。 - 「Run」メニューの「Run」を選択 - 「Run As」ダイアログで、「Android Application」を選択 #ref(hello.003.RunAsAndroidApplication.jpg) - 「エミュレータ」が実行される -- すでに、エミュレータが起動されている場合には、そのエミュレータで実行されるので、都度エミュレータを再起動する必要はありません。 #ref(hello.004.AndroidEmulator.jpg) - バックボタン(ESC)やホームボタン(HOME)を押すと最初の画面に戻ります。この状態で画面下部のボタンを押すと、今実行した「ハローアンドロイド」のボタンがアプリケーションとして追加されているのが確認できると思います。このボタンを押すと、再度アプリケーションを起動することができます。 ** プロジェクトの内容を確認する [#i1784e52] それでは、プロジェクトの中に作成されているファイルを確認してみましょう。 #ref(hello.005.HelloAndroidPackage.jpg) |ファイル名|概要| |HelloAndroidActivity.java|アプリケーションの画面の制御| |R.java|アイコンや文字列などのリソースへのアクセス用ID| |res\drawable\icon.png|アプリケーションのアイコンのイメージ| |res\layout\main.xml|XMLで定義した画面の構成| |res\values\strings.xml|画面に表示する文字列の定義| |AndroidManifest.xml|アプリケーションの属性の定義| 以下に、各ファイルの参照関係を示します。 #ref(hello.006.Files.png) - マニフェストで指定されたアイコンがランチャーに表示される - マニフェストのactivity要素で、開始するクラスを指定する - 指定されたクラスのonCreateから開始される - Rクラスで、レイアウトを記述したmain.xmlのファイルを指定する - main.xmlの内容が画面に表示される - main.xmlの中から、stinrgs.xml内の文字列が参照される ---- #ref(HelloAndroid.pdf)