Eclipseで作成するプロジェクトのひな型がHello, Androidのプロジェクトになっています。新しいプロジェクトを作成しながら、内部の構造を確認していきましょう。
新規のプロジェクトを作成します。 File > New > Otherで新規のプロジェクトの画面を表示します。
表示されたプロジェクトの画面で以下の項目を入力します。
Project Name | HelloAndroidProject |
Build Target | Google APIs |
Application Name | HelloAndroid |
Package Name | jp.hews.hello |
Create Activity | HelloAndroidActivity |
Min SDK Version | 3(Bild Targetを指定すると自動的に設定される) |
Finishを押すとプロジェクトが作成されます。
初期状態では、クラスファイルが作成されていないので、エラーが発生する場合があるので、Project > cleanを選択するとエラーがクリアされます。
それでは、プロジェクトの中に作成されているファイルを確認してみましょう。
フォルダー内に以下のクラスが作成されています。
ファイル名 | 概要 |
HelloAndroidActivity.java | アプリケーションの画面の制御 |
res\drawable\icon.png | アプリケーションのアイコンのイメージ |
res\values\strings.xml | 画面に表示する文字列の定義 |
res\layout\main.xml | XMLで定義した画面の構成 |
gen\R.java | アイコンや文字列などのリソースへのアクセス用ID |
AndroidManifest.xml | アプリケーションの属性の定義 |
GUIを持つアプリケーションのメインの画面です。 このクラスの、onCreateメソッドからアプリケーションが開始されます。 onCreateメソッドでボタンのリスナーを登録したり、バックグラウンドの処理を開始します。 アプリケーションの終了時の処理や、画面が表示されなくなった時の処理は、ベースクラスの以下のメソッドをオーバーライドして実装します。
ランチャーに表示されるアイコンです。このファイルを編集することでアイコンを変更することができます。
画面に表示される文字列の定義です。Androidでは、プログラムのロジックと、表示される文字を分離することで国際化を容易にしています。
画面のレイアウトの定義です。Androidでは、プログラムのロジックと、画面の定義を分離することで、画面の大きさや見た目などのカスタマイズを容易にしています。
画面の定義は、縦方向と横方にならべるLinearLayoutや、リスト形式に要素を並べるListView、画像をスクロールしながら表示するGalleryなどをしようすることができます。
http://developer.android.com/guide/tutorials/views/index.html
画像や文字列などをプログラムから参照するときに私用するIDが定義去れています。strings.xmlを編集すると、Eclipseのプラグインが自動的にIDを採番して、このファイルを更新するので、直接編集していはいけません。
アプリケーションの属性を記述したファイルです。 アプリケーションのアイコンや、どのアクティビティのクラスを起動するかなどが定義されています。
1) 表示されている文字列を「こんにちはアンドロイド」に変更してみましょう。 2) アプリケーションのアイコンの画像と、アイコンの下の文字を「ハロー」に変更してみましょう 3) 文字列の下にアナログ時計を配置してみましょう。
1) 表示されている文字列を「こんにちはアンドロイド」に変更してみましょう。 2) アプリケーションのアイコンの画像と、アイコンの下の文字を「ハロー」に変更してみましょう 3) 文字列の下にアナログ時計を配置してみましょう。