イベント開催報告

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ICT ERA + ABC2012東北を終えて

ICT ERA + ABC2012東北を、2012年10月20日 宮城県仙台市で開催しました。
79セッション、2パネルディスカッション、26におよぶライティングトーク、
そして、バザールには54もの団体/企業が参加していただき、900名を超える人
に会場におこしいただきました。

今回のICT ERA + ABC2012東北は、下記に上げる4つのテーマ
■ 震災被害を忘れない、風化させない
■ 被災地でのIT産業の振興
■ IT技術を活用して災害に備える
■ Androidの開発とビジネスの全国交流
を上げての開催となりました。

開催地となった宮城県仙台市は、沿岸部が津波被害等で甚大な被害を受けており、震災からの復興を
目指し活発な試みが行われているエリアです。被災地でのICT産業の振興を最も活発に行っているエリア
にもなり、さらに会場となる東北大学は光ファイバーの発祥の地という歴史的な場所でのの開催となり
ました。
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/bousai/0311jishin/higaizyoukyou.pdf

ICT ERA + ABC2012東北では、被災地仙台市での開催という事で、震災復興関連のトラックの新設や、
新しい未来を構築する若い世代の高校生/大学生のトラックの新設など新しい試みが活発に行われました。
被災地からは石巻工業高校生 2名が講演に駆けつけてくれました。
http://www.android-group.jp/conference/ictera-abc/conference/

また、今回は株式会社レレレの協力で、ICT ERA + ABC2012東北内にCoffee Meetingの会場が開設されました。
当日は20を超えるMeetingが開催され、飛び入りで株式会社KDDIの小野寺会長が参加するハプニングも発生する
など、非常な盛り上がりを見せていました。


会場には、ドロイド君が2体現れ、参加者との親睦を深めていました。国内に3体あるドロイド君が2体仙台に
集結し、様々なパフォーマンスを会場でおこなっていました。ICT ERA + ABC2012東北の前日の19日には
ドロイド君が、宮城県庁へ表敬訪問し、宮城県庁の広報に掲載されるなど、宮城県民をあげて大歓迎を受け
ました。宮城県庁へ表敬訪問の後も、地元FMラジオに出場するなどスター級の扱いを受けました。
http://www.pref.miyagi.jp/jyoho-i/mobile/121019droid.pdf


また、懇親会は総勢300名が参加する大きなものとなりました。300名が参加する懇親会は、過去のABCでも
類がない規模となりました。多くの講師陣や展示者の方、そして一般の方々が参加されました。懇親会では、
仙台副市長が駆けつけて、挨拶を最初にしていただきました。今回のイベントは、仙台市にもいろいろと
サポートをいただいています。懇親会では、スポンサーによる景品の大ビンゴでおおいに盛り上がりました。


ICT ERA + ABC2012東北の次の日には、被災地視察ツアーを実施し、被害が甚大だった石巻市や
女川町を訪問しました。石巻市立大川小学校の訪問では、津波被害の凄まじさを目の当たりにし、その
あまりの悲惨さに、言葉を失いました。

ICT ERA + ABC2012東北、多くの方々のボランタリィ精神により支えられたイベントになりました。
講師の方や、全国から仙台まで駆けつけてくれた参加者の方、そして運営スタッフが力を合わせた事で
イベントは多いに盛り上がり大成功だったと思います。

今後も、日本Androidの会では、東北のICTでの復興、東北でのAndroidの開発とビジネス交流をサポートし
新しい東北の始まりを支援していこうと思います!

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