イベント開催報告

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I会場

I会場では、めむのっく様、2106bpm様、井上翔様(S-MAX)、長田卓也様(GAPSIS)、小笠原光様(ミートロイド)、石川雅之様(アプリコ・アンドロナビ)らによるAndroid ライターサミット、パルコ浦和店 堀様・野坂様、Android mbed部 勝様、Linaro.org 塚本様、FXI Technologies AS President of Asia Operations Micheal Oh様、Android女子部 伊藤様・小笠原様に講演頂きました。I会場では、直前で会場変更となってしまい、教室の隣への変更でしたが参加者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。
しかしながら参加者様のご理解と会場スタッフらのサポートで大きな混乱もなく終えられたことは嬉しく思います。
会場はあまり大きくなく窮屈な思いをさせてしまってたかもしれませんが、参加して頂いた方からは積極的に各講演者への質疑が行われておりました。
Androidライターサミットでは笑いを交えたパネルディスカッションをして頂き、
FXIのCotton CandyにはAndroidの可能性を大きく示して頂いたとともにすべて英語で講演して頂いたMicheal Oh様は参加者への質疑に対しても積極的にわかりやすく回答頂きました。

J会場

J会場では、スペシャリスト・カテゴリによるセッションが行われました。
場所は、A会場やD会場と同じく1Fに位置していたのですが、他と比べるとやや小さめの教室で行われました。通常は1セッション40分で行われるのですが、J会場ではより多くの取り組みをご紹介するために、40分を2分割したりと、かなりタイトな時間配分での進行となりました。

セッション内容は、前回のABCでも行われたロボットサミットからスタートしました。今回は、横浜支部、秋葉原支部、神戸支部、福岡支部の各ロボット部+Gifu・Androidネットワークの計5組での濃密なセッションとなりました。写真や動画を用いた発表が多く、とても分かり易かったのではないでしょうか。続く第2セッションでは、セカイフォン開発者の福原さんによる、複数OSバージョンに対応するアプリ開発Tipsと、Androidの会テスト部の生路さんによる、Androidアプリの「受け入れテスト」に関する報告、の2本立てで行われました。どちらも定石と呼べるものが少ないテーマですので、多くの方が熱心に耳を傾けていました。

第3セッションでは、北川さんによるユーザー視点でのUIの作り方と、秋葉さんによるAndroidの会多摩支部の活動のご紹介、の2本立てとなりました。北川さんから「BoogieBoard」を使った実演があったり、秋葉さんの多摩市への想いなど、このセッションも盛り上がりました。

第4セッションは、株式会社ワイエスシーインターナショナル井上さんによる、ホームアプリのテーム用オーサリングツールのご紹介と、株式会社鳥人間の久川さんによる、ADK作成とオープンソースハードウェアについて、の2本立てとなりました。井上さんの実演を交え、デザイナさんなど向けのツールという、とても興味深い内容と、久川さんのADK自作から得たオープンソースハードウェアの素晴らしい世界の紹介という、このセッションも大変盛り上がりました。

最後となる第5セッションでは、テックファーム株式会社荒川さんによる、生活支援を目的としたアプリの紹介と、東京システムハウス株式会社伊野さん・佐藤さんによる、暗号化によるセキュリティについて、の2本立てとなりました。荒川さんも、デモや実演だけでなく、実際に端末を会場に回しての体験時間も行って下さったり、伊野さん・佐藤さんにおいては、その内容からか、とても多くの質問があったにも関わらず、丁寧に回答をして下さいました。
このように、とても多くの内容が集まった、終始熱気溢れるJ会場でした。

バザール

バザール 撮影:小山哲志(ABC実行委員会)

バザール

今回の企業ブースはNTTドコモ、ビデオマーケット、富士通、GMOインターネット、セラク、シャープ、シャープビジネスコンピュータソフトウェア、ディー・エヌ・エー、ブリリアントサービス、Zeemote、電通、ngi group、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、日本ノーベル、モトローラ・モビリティ・ジャパン、GClue、テレマークス、タオソフトウェア、ANALOG TWELVE、YAZ、情報スペース、グローバルビジョンテクノロジー、ジャストシステム、ヤマハミュージックメディア、東京システムハウス、カイト、マピオン、インプレスジャパン、テックファーム、GMO TECH、アールティ、エンターモーション、グローバルエンジニアリング、テクノロード、からくり、スパイシーソフト、Com2uS Japan、レキサス、ソフトレット、マインドフリー、KDDI、FXI Technologiesでした。(敬称略 順不同)
コミュニティーブースの参加団体はPCでAndroid部、DropCart、H/Wスクリプト制御研究会、工学院大学金丸研究室、日本Androidの会 神戸支部、日本Androidの会 テスト部、日本Androidの会 横浜支部 ロボット部、Android mbed部、横浜支部、android adk勉強会、Techbooster、日本Androidの会多摩支部、スマートドライブメーター製作委員会、日本Androidの会原子力部、原宿Android勉強会、電気通信大学、秋葉原支部、久川真吾さん、秋田潤さんでした。

企業ブースに関しては、今回は初めて外での開催となりましたが雨が降ってしまい、当日いくつかのブースの場所を変わって頂きました。
全体的にはカテゴリーが分際されていて通路も例年よりは広く確保できたので、多少は見やすかったと思います。
また、大きめの展示物があり、来場者も見応えがあったと思います。
内容的には新機種の発表から自社アプリのアピールと幅広く行って頂きました。ただ、照明が少し暗めだったのでARアプリの展示は少しうまく行かなかったようです。

コミュニティーブースに関しては、1Fで開催したという事で少し集客が企業ブースよりは少なくなってしまっていました。
きちんと導線を考えて配置すれば良かったと反省しています。
ただ、ブース自体はきちんと担当者が来場者にアピールできていたかなと思います。
天気は悪かったですが、熱気に溢れたバザール会場でした。

(ABC2012Summer実行委員 共同執筆)

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