[[ワーキンググループ/ハンズオンセッション]] * Android SDKのインストール手順 [#e0d4c2a7] SDKのインストールは、以下のページを参照して行います。 - http://developer.android.com/sdk/ 左のタブの「インストール」のページを開くとインストールの手順が参照できます。 #ref(Install.jpg) ** インストール手順の概要 [#s37d7947] SDKをインストールするには、Java SE Development Kit (JDK)、Eclipse、Android SDK、Eclipseプラグインのインストールが必要です。 - Java SE Development Kit (JDK) -- Javaの開発環境 http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html - Eclipse GUIのエディタなどを含む統合開発環境 -- オリジナル http://www.eclipse.org/downloads/ -- 日本語版 http://mergedoc.sourceforge.jp/ - Android SDK (Android用のコンパイラーやエミュレータ) -- http://developer.android.com/sdk/ - ElipseのAndroidプラグイン(ADT) 以下、Windows環境を例に、セットアップの説明を行います。 ** Java SE Development Kit(JDK)のインストール [#baad5c8c] Sunのサイトから、Java SE Development Kit (JDK)をダウンロードしてインストールします。 - http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html #ref(Jdk.jpg) - 最新の安定板(2009年8月現在は「JDK 6 Update 14」)をダウンロードします。 - プラットフォームでWindowsを選択し、ライセンスに同意にチェックして、「Continue」をクリックします。 - jdk-6u14-windows-i586.exeをクリックして、ダウンロードします。もしくは、Sun Download Managerを使用してダウンロードします。 - ダウンロードしたファイルを実行します。インストーラーの指示に従って、インストールを行います。 コマンドプロンプトを新たに立ち上げて、「java -version」と打って、インストールしたバージョンが表示されることを確認しておきましょう。 *** Eclipseのインストール [#wdcf5b20] Eclipseは、バージョン3.3(Europa)、もしくは、バージョン3.4(Ganymede)が必要です。 #ref(Eclipse.jpg) - オリジナルのEclipse使用する場合には、[[Eclipseのダウンロードページ>http://www.eclipse.org/downloads/]]から、ダウンロードしてください。 -- Java開発用のパッケージである「Eclipse IDE for Java Developers Windows」を選択して、ダウンロードします。 - ダウンロードしたファイルを、「C:\eclipse」などのディレクトリーに展開します。 - 「C:\eclipse\eclipse.exe」をダブルクリックすることで、eclipseが起動されます。Welcomeの画面が表示されれば完了です。 -- 次回からの起動のために、デスクトップなどにショートカットを作成しておくと便利です。 ** Android SDK のインストール [#o60a326d] Androidの開発者用のページからSDKをダウンロードして展開します。 #ref(Android.jpg) - 最新の安定板(2009年8月現在はAndroid 1.5 SDK, Release 3)を、[[Android SDKのダウンロードページ>http://developer.android.com/sdk/]]からダウンロードします。 - 入手したandroid-sdk-[windows or mac_x86 or linux_x86]-1.5_r3.zipを、お好みのディレクトリに展開します。 -- (たとえば、C:\android\android-sdk-windows-1.5_r3など) コマンドラインを使用する場合には、toolsディレクトリをPATH環境変数に設定してください。Eclipseから使用するだけならば、とりあえず、必要ありません。 ** ADTプラグインをインストール [#j77758f4] ADT(Android Development Tools)プラグインとは、Eclipse上でアンドロイドのアプリケーションを開発するためのプラグインです。EclipseのGUI画面からインストールの設定ができます。 以下は、Eclipse 3.4 (Ganymede)の例です。 #ref(AddSite.jpg) - 「Help」メニューの「Software Updates」を選択 - 「Available Software」タブの「Add Site」ボタンを選択 - 開いたテキストボックスに「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力 - 「Developer Tools」をチェックして、「Install」をクリック #ref(ADTInstall.jpg) - 「Install画面」の「Android Development Tools」と「Android Editors」の両方がチェックされていることを確認して、「Next」を選択 - ライセンスを確認して、「I accept the terms of the license agreements」を選択して、「Finish」を選択 - インストールが終了後、Eclipseをリスタートする ADTのインストールで失敗した場合には、ADT のインストールでのトラブルシューティングを参考にしてください。概要は以下の通りです。 - httpをhttpに変更する「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」。 - Eclipseの プロキシ情報を確認する。[ウィンドウ](Mac 上では [Eclipse])> [環境設定] > [一般] > [ネットワーク接続] - それでもうまくいかない場合にはアーカイブをダウンロードする。http://developer.android.com/intl/ja/sdk/adt_download.html [サイトの追加][アーカイブ] で設定する - それでもうまくいかない場合にはアーカイブをダウンロードする。 -- http://developer.android.com/intl/ja/sdk/adt_download.html -- [サイトの追加][アーカイブ] で設定する #ref(ZipArchive.jpg) ADTプラグインのインストールが終わったら、ADT に Android SDK のディレクトリーを設定する必要があります。この設定は、Eclipseのメニューからで行います。 #ref(Preferences.jpg) - 「Window」メニューの「Preferences」を選択 - 「Android」を選んで、「Android Preferences」の画面を表示 - 「Browse」ボタンを押して、「SDK Location」にを設定する ** Android Virtual Devices (AVDs) の作成 [#sa679630] Android Virtual Devices (AVDs) とは、エミュレートする端末毎の構成を指定して作成した、エミュレータの実行環境です。以下のような構成を指定することができます。 - ハードウェア構成: カメラ、キーボード、メモリのサイズなど - システムイメージのバージョン: SDK 1.1や、SDK1.5といったバージョン - そのほかのオプション: エミュレータのスキンや、スクリーンのサイズ、SDカードなど AVDを作成するには、Eclipse上のAndroid AVD Managerを使用します。Windows>Android Virtual Devices Managerを選択します。 #ref(Avd.jpg) 以下の項目を設定して、Create AVDのボタンを押すことで作成されます。 - Name: sdk1_5_goole 好きな名前を設定します - Target: Google APIs - 1.5 MapViewなどのGoogleから提供されるAPIが含まれるバージョンを指定します - SDCard 16M エミュレータで使用するSDCardのサイズを指定しします。128Kや8Mなどのようにサイズを指定します。 - Skin Default(HVGA) 320x480の画面サイズを指定します ** サンプルのプロジェクトの作成 [#t502c12d] エミュレータを起動するために、新規のプロジェクトを作成します。File > New > Otherで新規のプロジェクトの画面を表示します。 #ref(FileNewOther.jpg) 表示されたプロジェクトの画面で以下の項目を入力します。 |Project Name|HelloAndroidProject| |Build Target|Google APIs| |Application Name|HelloAndroid| |Package Name|jp.hews.hello| |Create Activity|HelloAndroidActivity| |Min SDK Version|3(Bild Targetを指定すると自動的に設定される)| #ref(Project.jpg) Finishを押すとプロジェクトが作成されます。 初期状態では、クラスファイルが作成されていないので、エラーが発生する場合があるので、Project > Cleanを選択するとエラーがクリアされます。 #ref(InitialError.jpg) RunメニューのRun、または、Ctrl+F11でRun Asメニューを表示して、Android Applicationを選択します。 #ref(RunAs.jpg) エミュレータが起動して、Hello, Androidの画面が表示されます。 (最初の起動は、領域の初期化が起動されるので、5分以上かかる場合があります。2回目以降も、マシンの速さによりますが、1,2分くらいかかります。) #ref(HelloAndroid.png) - 画面が表示されたら、右下の矢印ボタン(バックボタン)を押して、アプリケーションを終了してみましょう。メニュー画面が表示されます。 - 下のタブを開いて、HelloAndroidのアイコンをクリックすると、再度アプリケーションを起動することができます。 #ref(Menu.jpg) #ref(Menu.png) ---- [[ワーキンググループ/ハンズオンセッション]]