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お手軽ツール

Androidのソースコードが、公開されました。
さっそく、どんなものか、覗いてみたい方は多いのではないでしょうか?
しかし、Eclipseはあれども、Cのソースコードを読むための環境が整っていないという方も、いらっしゃるかと思います。
そこで、Androidのソースコードを読むため『だけ』のお手軽環境を用意いたしました。

どんなもの?

なにかといえば、「OpenGrok」を利用して、Webベースで関数や構造体などをクロスリファレンスできるようにしたものです。

チュートリアル

百聞は一見にしかず、ということで、簡単なチュートリアルをまとめました。だいたいの動作は、わかっていただけるのではないかと思います。

Top画面

grok_top.jpg

見たいものを検索する

 図では、「Dalvik」について、検索しています。

grok_search.jpg

検索結果

 検索結果として、マッチしたものがあるファイルの一覧が表示されます。
 ここで、「Main.c」などのファイル名をクリックすると、ファイルの内容が表示されます。

grok_search_res.jpg

ファイルの内容

 クリックして表示されたファイルの内容です。関数や構造体、変数などがハイライトされています。
 ここで、構造体などをクリックすると、その定義が表示されます。

grok_main_main.jpg

構造体へのリンク

 「JavaVMOption」構造体をクリックした場合です。

grok_main_str.jpg

入手方法

Torrentファイル

配布には、BitTorrentを利用しています。必要に応じて、クライアントソフトを導入してください。

使用方法

準備

  • Java6 以上のインストール
  • JAVA_HOEM の設定
    Windowsの場合:set JAVA_HOME=[Java6のインストール先]
    Bash系(UNIXやLinuxなど)の場合:export JAVA_HOME=[Java6のインストール先]
  • 解凍 ダウンロード後、適当な場所に解凍してください。
    Windows上の場合、シンボリックリンクなどのエラーが出ますが、無視してもらえばOKです。

起動

[解凍して出来たディレクトリ]/bin/startup

を、叩くだけです。これにより、Tomcatが起動します。

終了

[解凍して出来たディレクトリ]/bin/shutdown

です。

閲覧

http://localhost:8080/android-grok/index.jsp

を、ブラウズするだけです。

以上です。
searchを使って、目的のものを探してください。
あとは、直感でどうにかなります。(w

Indexを作り直したい場合

[解凍して出来たディレクトリ]/android-src/root

に、ターゲットとなるソースをコピーします。

[解凍して出来たディレクトリ]/android-src/data

は、消しておいた方がよいかもしれません。

その後、

[解凍して出来たディレクトリ]/opengrok-0.7/run

を、叩きます。
そうすると、Indexの生成が始まります。

終われば、終了です。5分くらいはかかると思います。

参考