ワーキンググループ/ハンズオンセッション
Android SDKのインストール手順 †
SDKのインストールは、以下のページを参照して行います。
左のタブの「インストール」のページを開くとインストールの手順が参照できます。
インストール手順の概要 †
SDKをインストールするには、Java SE Development Kit (JDK)、Eclipse、Android SDK、Eclipseプラグインのインストールが必要です。
- Java SE Development Kit (JDK)
- Eclipse GUIのエディタなどを含む統合開発環境
- Android SDK (Android用のコンパイラーやエミュレータ)
- ElipseのAndroidプラグイン(ADT)
以下、Windows環境を例に、セットアップの説明を行います。
Java SE Development Kit(JDK)のインストール †
Sunのサイトから、Java SE Development Kit (JDK)をダウンロードしてインストールします。
- 最新の安定板(2009年8月現在は「JDK 6 Update 14」)をダウンロードします。
- プラットフォームでWindowsを選択し、ライセンスに同意にチェックして、「Continue」をクリックします。
- jdk-6u14-windows-i586.exeをクリックして、ダウンロードします。もしくは、Sun Download Managerを使用してダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行します。インストーラーの指示に従って、インストールを行います。
コマンドプロンプトを新たに立ち上げて、「java -version」と打って、インストールしたバージョンが表示されることを確認しておきましょう。
Eclipseのインストール †
Eclipseは、バージョン3.3(Europa)、もしくは、バージョン3.4(Ganymede)が必要です。
- オリジナルのEclipse使用する場合には、Eclipseのダウンロードページから、ダウンロードしてください。
- Java開発用のパッケージである「Eclipse IDE for Java Developers Windows」を選択して、ダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを、「C:\eclipse」などのディレクトリーに展開します。
- 「C:\eclipse\eclipse.exe」をダブルクリックすることで、eclipseが起動されます。Welcomeの画面が表示されれば完了です。
- 次回からの起動のために、デスクトップなどにショートカットを作成しておくと便利です。
Android SDK のインストール †
Androidの開発者用のページからSDKをダウンロードして展開します。
- 最新の安定板(2009年8月現在はAndroid 1.5 SDK, Release 3)を、Android SDKのダウンロードページからダウンロードします。
- 入手したandroid-sdk-[windows or mac_x86 or linux_x86]-1.5_r3.zipを、お好みのディレクトリに展開します。
- (たとえば、C:\android\android-sdk-windows-1.5_r3など)
コマンドラインを使用する場合には、toolsディレクトリをPATH環境変数に設定してください。Eclipseから使用するだけならば、とりあえず、必要ありません。
ADTプラグインをインストール †
ADT(Android Development Tools)プラグインとは、Eclipse上でアンドロイドのアプリケーションを開発するためのプラグインです。EclipseのGUI画面からインストールの設定ができます。
以下は、Eclipse 3.4 (Ganymede)の例です。
- 「Install画面」の「Android Development Tools」と「Android Editors」の両方がチェックされていることを確認して、「Next」を選択
- ライセンスを確認して、「I accept the terms of the license agreements」を選択して、「Finish」を選択
- インストールが終了後、Eclipseをリスタートする
ADTのインストールで失敗した場合には、ADT のインストールでのトラブルシューティングを参考にしてください。概要は以下の通りです。
ADTプラグインのインストールが終わったら、ADT に Android SDK のディレクトリーを設定する必要があります。この設定は、Eclipseのメニューからで行います。
- 「Window」メニューの「Preferences」を選択
- 「Android」を選んで、「Android Preferences」の画面を表示
- 「Browse」ボタンを押して、「SDK Location」にを設定する
Android Virtual Devices (AVDs) の作成 †
Android Virtual Devices (AVDs) とは、エミュレートする端末毎の構成を指定して作成した、エミュレータの実行環境です。以下のような構成を指定することができます。
- ハードウェア構成: カメラ、キーボード、メモリのサイズなど
- システムイメージのバージョン: SDK 1.1や、SDK1.5といったバージョン
- そのほかのオプション: エミュレータのスキンや、スクリーンのサイズ、SDカードなど
AVDを作成するには、Eclipse上のAndroid AVD Managerを使用します。Windows>Android Virtual Devices Managerを選択します。
以下の項目を設定して、Create AVDのボタンを押すことで作成されます。
- Name: sdk1_5_goole 好きな名前を設定します
- Target: Google APIs - 1.5 MapViewなどのGoogleから提供されるAPIが含まれるバージョンを指定します
- SDCard 16M エミュレータで使用するSDCardのサイズを指定しします。128Kや8Mなどのようにサイズを指定します。
- Skin Default(HVGA) 320x480の画面サイズを指定します
サンプルのプロジェクトの作成 †
エミュレータを起動するために、新規のプロジェクトを作成します。File > New > Otherで新規のプロジェクトの画面を表示します。
表示されたプロジェクトの画面で以下の項目を入力します。
Project Name | HelloAndroidProject |
Build Target | Google APIs |
Application Name | HelloAndroid |
Package Name | jp.hews.hello |
Create Activity | HelloAndroidActivity |
Min SDK Version | 3(Bild Targetを指定すると自動的に設定される) |
Finishを押すとプロジェクトが作成されます。
初期状態では、クラスファイルが作成されていないので、エラーが発生する場合があるので、Project > Cleanを選択するとエラーがクリアされます。
RunメニューのRun、または、Ctrl+F11でRun Asメニューを表示して、Android Applicationを選択します。
エミュレータが起動して、Hello, Androidの画面が表示されます。
(最初の起動は、領域の初期化が起動されるので、5分以上かかる場合があります。2回目以降も、マシンの速さによりますが、1,2分くらいかかります。)
- 画面が表示されたら、右下の矢印ボタン(バックボタン)を押して、アプリケーションを終了してみましょう。メニュー画面が表示されます。
- 下のタブを開いて、HelloAndroidのアイコンをクリックすると、再度アプリケーションを起動することができます。
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