メッセージ 松木 彰

松木 彰

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 
法人ビジネス戦略部長

1.震災への取り組み・かかわり

震災発生時には仙台のドコモ東北ビルで震度7クラスの地震を体感しましたが、
本当の恐ろしさは、地震の後に知ることになるインフラの脆さでした。

復旧活動を通じてその厳しさに直面することになるのですが、本当に心強かった
ことは、自らの家族が被災しているにもかかわらず、復旧活動に従事していた社
員や協力会社の方々が沢山いたことです。これは後からわかったことなのですが、
彼らは文句一つ言わずに黙々と復旧作業に従事していました。彼らはドコモグルー
プの”人財”であり誇りだと思います。

2.ICTでの震災復興支援の提言

ドコモでは仙台で新たにコールセンターを立ち上げると共に福島県にスマートフ
ォンの検証環境を構築するなどIT産業の振興活動を積極的に行っています。

IT産業以外でも教育関連のNPOへの参画や、第六次産業(第一次:生産、第二次:
加工、第三次:流通、の垂直統合)と呼ばれる分野の推進活動も東北復興新生支
援室という組織を立ち上げて取り組んでいます。こういった活動は被災地だけに
限定するものではなく、広く全国の産業を活性化するお手伝いになればと考えて
います。

3.次世代へのメッセージ

被災した地域の活動に参画して一番救われるのは、そこにいる子供たちの笑顔と、
自らも被災しているのにボランティア活動に参画している若い世代の日々の営み
です。

例えば2011/10/30にはTEDxTohokuという震災復興に大きな役割を果たした方々が
直接世界に語りかけるイベントが東北大学の学生が中心となって開催されました。
こういった新しいムーブメントが更に次の世代にも広がっていくことを応援して
いきたいと考えています。

略歴

平成元・ 3
東北大学大学院 工学研究科卒業
平成元・ 4
日本電信電話株式会社入社
平成 4・ 7
エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社転籍 (現:株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)
平成 12・ 4
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
プラットフォームビジネス部担当課長
平成 17・ 7
同 ソリューションビジネス部担当部長
平成 19・ 4
同 法人ビジネス戦略部担当部長
平成 21・ 7
同 東北支社 経営企画部長
平成 24・ 7
同 法人ビジネス戦略部長(現職)